(国際キワニス日本地区事務総長 石原正之)
プノンペンキワニスとの姉妹締結に向けて
私ども福岡キワニスクラブは、2016年、創設40周年を迎えます。
この栄えある節目の年を迎えるにあたり、私どもは、実行委員会を立上げ「NEXTキワニス」を合言葉に、「福岡キワニスクラブ」が目指す10年後のあるべき姿を、「子ども達の健全育成と文化の向上」というキワニス理念実現を念頭に、検討して参りました。
検討の結果、キワニスクラブとは、こども一人ずつ、地域社会一つずつから始め、遂には世界を変えようと献身的に活動する団体であり、私どもは、創設50周年に向かい、「NEXTキワニス」を合言葉に、海外のキワニスクラブとの交流事業を行うことを決めました。交流し、お互いの文化や価値観を認め合い、分かり合うことが、キワニス理念実現に不可欠との思いからであります。
この時から、初めての試みでもあり、手探りでの交流クラブ捜しが始まりましたが、福岡はアジアのゲートウェイとして活動しており、アジア周辺国におけるキワニスクラブについて検討することになりました。
その際に、キワニスから交流の礎をとの思いから、福岡がまだ姉妹都市として締結していない国の中で探しましたところ、「プノンペンキワニスクラブ」が、候補として一番に上がりました。接触の方法が何かないものかと模索しておりました時、福岡事務局の金子よりキワニス日本地区事務局の山本氏が、プノンペンキワニスのソーコーエン会長と接触が可能だと伺い、非公式ではありましたが、第一回目のコンタクトをメールにて行いました。
その後、ソーコーエン会長より「我々は喜んで貴クラブのリクエストを受け入れます」との朗報を得ました。この返書を頂戴した時は、本当に嬉しく興奮しました。お手紙の行間からソーコーエン会長のお人柄が偲ばれ、早くお会いしたいと思っております。
まだまだ、スタートラインについたばかりですので、今後の展開に期待を膨らませているところです。
私どもに何が出来るかは未知数ですが、キワニス理念実現のため、末長い事業として、プノンペンキワニスクラブとの友好関係を築いて行きたいと願っている次第です。
福岡キワニスクラブ
40周年実行委員会委員長
河 村 雄 三