社会公益に貢献してきた団体、個人に贈られる横浜キワニスクラブの「第40回社会公益賞」授賞式が6月15日に行われました。
「盲ろう者」ってご存知でしょうか。目と耳両方に重複障害がある方々です。そのため世間の情報から隔離され、公的サービスがあっても知らされず「引きこもり」状態の方が大勢います。今年は、そういった方々を支援している「神奈川盲ろう者ゆりの会」が選ばれました。平成11年に設立されて以来、通訳や介助者と盲ろう者が一緒になった学習会や「盲ろう児と遊ぶ会」を定期的に開催しております。同会会長の三田幸司さんは「まず盲ろう者の存在を知ってもらいたい。そして専門教育機関の充実や雇用面での改善を通して社会参加の促進を図りたい。」と話されました。
「盲ろう者」を周知し、社会変革の一助になればとの思いで受賞が決定されました。
6月6日の産経新聞に同会の活動紹介が、6月16日に授賞式の紹介が掲載されました。