
「私たちは異例のチャレンジを突き付けられた年から抜け出そうとしています。またキワニスファミリーも逆境から立ち上がる力を
発揮しました。全てのチャレンジが終わった訳ではなく残りのチャレンジがある以上私たちの魂も終わりません。この魂こそが
キワニスであり、世界の子ども達に必要なものです。」
彼はコロナウイルスにより奉仕活動組織のコミュニティーとの関わり方が
変化し、キワニスは分岐点に立たされているという危機感を感じていますが、それはチャンスを掴む機会であると考えていたようです。
彼が言っているのは目標に向かって前進する方法が一つある。それはリーダーシップの開発であり、キワニスのリーダーシップ教育に
興味を持ってもらえるように開発することにあると言っています。私は国際会長の力強い言葉に励まされました。
その後本年度国際会長ピーター・マンクーソ氏のメッセージには、大いなるエネルギーとアイデアをもたらし、素晴らしい成果を 挙げて下さいとの言葉と今年度次期ガバナー会議はコロナ対応により研修チームと協力して12ヶ月間行う混合型研修会を計画、次年度職務に ついての研修と分科会を行なうというこれまでにない綿密で積極的なものでした。各次期ガバナーがその地区の能力を充分に発揮できるように メンバーシップ研修チームにより研修資料を体系的かつ戦略的に作成されワークブックを熟読することにより次年度の重点項目、研修目的、また ガバナーの役職・役割・義務について理解を深めてくれるものでした。
2021-2022国際キワニス日本地区目標
国際本部の重点目標に基づき、会員価値の向上に努め、各クラブの増強、新しいクラブの設立に努力することは当然ですが、特に日本地区に おいては、2016年4月に女性活躍推進法が公布されました。女性就業率は7割近くに上昇したにも関わらず内訳は非正規社員が約6割と課題も 多いようです。2019年6月女性活躍推進法改正法が公布されて更なる女性活躍機会が望まれています。日本地区においても女性活躍を支援することが 必要な状況であるので、是非日本地区の目標として女性会員比率を向上させ、各クラブの組織活性化に努力していきたいと思います。
具体的には次のことを目標とします。
(1)クラブ経験の改善
(2)会員増強
- 会員数目標 2150名
- 女性会員 2021年7月21%から25%への増加を目指す
- クラブ新設目標 2クラブ
(3)SLPの拡大
(4)看板プロジェクトの推進
(5)研修の機会拡充
(6)キワニス子ども基金、キワニス日本財団への寄付
折しも新型コロナウイルスが猛威を振るい、誰も経験したことのないパンデミックにより各クラブの活動も停滞し、心理的にも 経済的にも厳しい状況にありますが、困難を嘆くより前向きに対応していかなければなりません。
全会員協力のもとに目標達成に努力したいと思います。